旅を終えて

旅を終えて

こうして書き終えてみると、仕事や働き方について、少し整理が出来てきたのかなと思う。
ここ数年もがき続けていたのは旅前にも書いた。根本的な仕事への姿勢、については最近出会った職場の影響が色濃く残っていて、自分が何がしたいのか見えなくなっていた。

ものすごいエネルギーの、怪獣のようなひとがいた。学ぶことは、山のようにあった。どんな壁が目の前にあっても、進む。進み方は選ばない。できることは全部、やる。
自分のみたくないところを鋭くストレートに突っ込まれ、それを受け入れる前に叱られては泣き、納得いかない場合には反発もし、撃破されるというジェットコースターのような日々だった。
勉強もしたいし、尊敬もしている。それでもここでの仕事のレベルに、私は到底追いつけない。そんな毎日の中、君はペシミストだ、といって、これ観て、とYou Tubeを見せてくれた。



毎日泣いていたけど、これには、しゃくりをあげるほど泣いた。

知らないことは知ろうとする努力を正しくすること、うわべの理解だけでことを済ませてはならないし、それで何とかなる仕事はプロではない、一足とびにせず、地道に知識と人脈を築いていくこと、を教えてもらった。

リビセンやマスヤゲストハウスが気になっていたのは、人の働き方や生き方を変えるほどの影響力を持ったコミュニティが生まれているからだと思う。コミュニティデザインを生業とすることに、興味を持ち始めているのかもしれない。

仕事で貢献したいのに、自分にないものを見て足りない、足りないと思っていた日々が少し変わってきたように思う。見えない理想に押しつぶされるのではなく、心にひっかかってきた事たちをひとつずつ、理解していけばいい。

itineraryを書こうとすることで、今の自分の立ち位置を振り返ることができた。今回の旅先を勧められたことは、きっと私がそういう方向を向いてきた、ということでもあるんだろう。