旅の記録~4日目

旅の記録~4日目

6時起床、近所を散策する。
1分歩くと南八ヶ岳が目の前に見えて、「うわぁ~」と朝っぱらから大声を出して感動した。
大きいものを見ると、小さなことが、どうでもよくなる。

 



・朝ごはん
サラダ
ししゃも
玄米ご飯
味噌汁
豆腐のシラスのせ
プチトマト

朝ごはんを食べて、韮崎駅まで、いつもの赤い車で送ってもらった。
「いつでも遊びにきてね。部屋あまってるから、住んでもいいよ」と言ってくれた。
最後の最後まで、器の大きい夫婦ありがとう。
これから結婚式で仲人をしてくれた夫婦も遊びに来てくれるそうだ、愛されてるね。

 

(また遊びにくるね、次は歩いているのかな)

 

GW最終日、甲府市で「一箱古本市」を開催しており、足を運んだ。
「一箱古本市」とは、店主が段ボール一箱分の古本を販売する。
屋号を付けたり、売り方を工夫することで、出店者は本屋さんの気分を味わえる。
甲府の特徴は、車で移動してくる方が多いためか、一箱超えのボリューム感のある出店が特徴である。
出店数は、甲府では過去最高の60店。とても見応えがあった。

 

(BEEK主催、甲府では4回目の開催)

 

今回は3冊の本を購入した。買い手も、一箱古本市ならではの楽しさがある。
例えば、店主が「この本、読みごたえありましたよ」と声をかける。そこから小さなコミュニケーションが産まれる。
全ての価値は本ではなく、売り手の言葉も値打ちになる。
一箱という距離の近さが「売り手」と「買い手」を近づけてくれている。

そして偶然にも一箱古本市の発案者の「南陀楼綾繁(なんだろうあやしげ)さん」にお会いした。
「・・・え? 何言っているか分からない」と言われるくらいに、私は興奮しすぎて上手く話せなかった。
読書は一人でするものというイメージが強いが、リアルに会って、コミュニケーションすることで仲良くなれる。
このシステムを、誰でも気軽に出来るようにした南陀楼さんは、雲の上の存在のような人 だ。

 

(新刊にサインしてもらいました)

 

私は「ブクブク交換」という本のイベントを開催している。
テーマに見合った本を持ってきて交換する。唯一のルールが、持ってきた本の数だけ、交換できること。
普段とは、異なる作者やジャンルを知ることができる。
本は世界を広げてくれる。そして仲間が増えると、さらに世界に奥行きができて面白い時間になる。

 

(屋号MOUNTAIN BOOKS)

滞在時間は2時間、出会うべく人とは出会う。

パーティーで差し入れされていた和菓子屋さんのお姉さんを発見。
わとわ祭りに出店されていた、パン屋さんにも再会。
私がかねてから足を運びたい、韮崎にあるカナリヤ書店で働くお姉さんにも遭遇。

・お昼ごはん
パン(ゼルコバ)
草餅(チェチェメニ)

 

(やまゆり、日本一のわらび餅)

 

あずさ全便満席、各停でゆっくり帰る。
これからの東京でも、どんな出会いがるのかが楽しみ。