旅前の記録

旅前の記録

私が好きなこと。
「カメラ」「読書」そして「会いたい人に会いに行く旅」。

学生時代はバックパッカーをしていた。

片道17時間の夜行バス、パリからピレネー山脈を越え、スペインへ。
生ハムのサンドイッチ作って、グエル公園でピクニック。
ジブラルタル海峡を越えて、アフリカ大陸に上陸。

毎日、新しい発見と出会いがある一人旅。大好きだった。

 

 

社会人になって、遠い土地に引っ越す友人が出てきた。
「せっかくなら元気な顔を見に行こう!」と安曇野、隠岐の島、沖縄、デンマークと足を運んだ。
2018年GW「山梨へ移住した家族にしようかなぁ」とぼんやり考えていた。

 

 

そんな時、ご縁をいただいて「itineraryの旅前セッション」を受けた。
リフレクションカードを使ったQ&Aと“産まれてから現在まで”を語った。
だんだんと、私の気持ちの指針が見えてきた。

・自由とは→心が豊かであること、その場に心がいなくてもいい。
・憧れた生き方→思いを実現している、形にしている。
・大切にしたい思い→今を楽しむこと。

 

 

そして今の生活と「幸せの基準」にマッチしていないことに気づいた。

仕事があるから、行きたい時に、行きたい場所に行けない。
通勤があるから、海の見える街に住めない。
私の好きな「カメラ」と「読書」に関わりのない業務。

私を大きく枠にはめているのは「サラリーマンとしての生き方」なのかな。
それとも、もっと根底に“何か”があるのかな。

 

(友人の後ろ姿は、風の谷のあの人)

 

今回の「会いたい人に会いに行く旅」は、移住した家族だ。
未来の私に会いに行く旅になるのかしら。