旅を終えて

旅を終えて

自明を疑うこと 空白は空白じゃない

僕にとっての空白地帯「養父」は、Good Valleyがある場所だった。今回感じたことはたくさんあるけど、自明を疑うっていうことが大事だなと改めて思った。

空白地帯って、ほんと自分にとってというだけ。そんなことわかっているんだけど、どこかで、全然知らないってことは特に何にもないっていうことなんじゃないかとかって思っていたと思う。そんなこと全くない。

だからこそ、知らないことを知りたい、もっと経験したい、もっと遊びたいという気持ちが強くなった。どこに行っても、誰と出会っても、何かが起こると認識した。

それが感動なのか、嫌悪なのか、気づきなのか、それは場所や人、自分のモノサシによるとは思うけど。

だから、空白っていうよりかは、読んでない本のようなものかもしれない。空白を無理やり埋めなきゃいけないと脅迫観念のように考えるよりは、「ツンドク」している本に思いを馳せて、空想を楽しむような感覚でいこうと思う。空白を埋めたというよりも、一章を読み終えた感覚。きっとまた行けば、また話せば、続きが読める感じ。

全部のことをすることはできないけど、実行したこと、出会ったこと、その経験を大切にしたい。その経験を積んだことによって、積ん読してる本も増える。全部読めたら一番いいけど、まずはより良い本を積めるように、日々自分に素直に行動することかなと思った。

読めない街が読めるようになったように、軸がどうとか言う前に進んでみる。そしたら、読めるようになりそうだ。

今回の旅で遭遇した出来事や出会った人々は、自分のタイミングに合っていると感じた。きっと興味を持った場所に行くっていうのはそういうものなんじゃないかと思う。